2017年3月の記事一覧

肌のハリを取り戻すための化粧品選びのポイント

年齢からくるさまざまなお肌の悩みには、紫外線の害が大きく関係しています。

紫外線というとシミやそばかすというイメージがありますが、お肌の奥へと達してコラーゲンを崩してしまう作用もあります。

年齢とともにハリがなくなってきて、しわやたるみ、ほうれい線に悩む方が増えるのは、紫外線の影響もあるのです。

お肌のハリがなくなってくるのは、紫外線の他にも、お肌の奥の肌細胞の衰えもあります。

お肌のいわば土台ともいえる部分が真皮と呼ばれる部分ですが、ここにはハリと弾力を生み出しているコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンがあります。

これらを生み出しているのは、真皮にある線維芽細胞という肌細胞ですが、この線維芽細胞は年齢とともに機能が衰えていきます。

この線維芽細胞の衰えをできるだけくい止めることが、エイジングケアのポイントの一つといえるのですが、そのためには栄養バランスを考えた食事にきちんと睡眠をとり、ストレスを溜めこまないで適度な運動を心がけるなどできる事はあるのです。

そのうえで、適切な化粧品を使ったスキンケアをプラスすれば、何もしない人とは全く違ったお肌となるはずです。

一般的には、肌のハリを取り戻すためには、コラーゲンやヒアルロン酸配合の化粧水や美容液をたっぷり使えばよいと考えられているようですが、残念ながらこれは間違いです。

化粧水や美容液のコラーゲンやヒアルロン酸は、お肌の奥の真皮までは届きません。

化粧品に配合されているコラーゲンやヒアルロン酸は、お肌のごく浅い部分の角層に浸透して、うるおいを与える成分です。

真皮のコラーゲンやヒアルロン酸を増やすためには、線維芽細胞を元気にして、線維芽細胞にコラーゲンやヒアルロン酸を生み出してもらう必要があります。

この線維芽細胞を元気にする美容成分がペプチドと呼ばれる成分です。

ペプチドにはFGFやIGF、EGFなどいくつか種類がありますが、「FGF」といった表記のあるぺプチド配合の美容液や化粧水を選びましょう。

真皮の肌細胞の活性化に役立つのはFGFで、線維芽細胞増殖因子と呼ばれるペプチドで、EGFは上皮細胞増殖因子、つまり表皮のターンオーバーを促すペプチドです。

肌のハリを取り戻すためには、EGFよりもFGFが配合されているかどうかがポイントとなります。

肌のハリのためにはペプチドがキーワードと覚えておいてください。

2017年3月25日|

薬用化粧品や医薬部外品の方が効果あるの?

化粧品には薬用化粧品と呼ばれるものがあります。

これは、医薬部外品ともよばれるもので、厚生労働省が効能効果を承認した成分が含まれているものです。

例えば、美白化粧品であれば、美白有効成分として認められた成分、ビタミンC誘導体や、アルブチン、コウジ酸、ルシノールなどが配合されています。

薬用化粧品、医薬部外品という表示があれば、こうした表示のない化粧品よりも効果が期待できるのでしょうか。

実は必ずしもそうとも限らないのです。

美白化粧品の例で言えば、ビタミンC誘導体やアルブチンなどの美白有効成分は、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを予防する成分です。

つまり、すでにできてしまったシミをなくすようなものではないのです。

できてしまったシミを薄くしたい、目立たなくしたいという場合、医薬部外品ではなく、医薬品が必要となります。

言うまでもありませんが、医薬品は医師が処方するものですから、皮膚科などを受診する必要があります。

しかし、規制緩和の流れもあり、この医薬品の成分を濃度を下げることで化粧品への配合が認められるようになったのです。

それがハイドロキノンです。

ハイドロキノンは、別名肌の漂白剤とも呼ばれるほど、シミを目立たなくする作用が強く、以前は美容皮膚科などで処方される医薬品でしたが、濃度2%以下であれば、化粧品にも配合が認められています。

ただし、低濃度であっても敏感肌の方には刺激に感じられることもあるので、ご自身のお肌の状態をふまえて使用する必要があります。

心配な方は、皮膚科を受診されて相談するほうがいいでしょう。

このように、医薬部外品が必ずしもあなたのお肌にも効果的とは限りません。

化粧品は医薬部外品であるかどうかにかかわらず、どれもお肌との相性がありますので、まずは少量を試せるトライアルセットなどから使い始めるようにしましょう。

2017年3月24日|